猛烈な台風、豪雨をもたらした台風、影響を受けてしまった方々にお見舞い申し上げます。

我が娘は、台風が影響した豪雨により外出先で足止めをくらい、現地で初めて避難場所で一夜を過ごし
ました。

友人と車で出かけ、あまりにも視界が悪かったので夕飯を済ませながら雨が収まるのを待つことにした
のですが、店内から見た駐車場は、あっという間に軽自動車のタイヤ半分が漬かるまで水かさが増して
初めて命の危険を感じたそうです。

運よく消防隊の方が、その飲食店へ避難誘導に来てくださり、安全な場所に移動できたんです。
娘が避難場所に到着するまで、生きた心地がしませんでした。

この場をお借りして、現地の消防隊の方々、避難場所でお世話になった方々にお礼申し上げます。

幸いにも私の住む地域は、大きな被害を受けた形跡はありませんでしたが、いつ何時、被災してしまうか
予想もつきません。

また知らない土地で被災する事も、十分に考えられることなので、危機管理について今一度、家族で
話し合っておく機会になりました。

皆様も災害時の心構えや準備を振り返り、どうかご安全に。。。


重々しい冒頭あいさつで始まりましたが、ホント、気を付けましょう、お互いに。。。

さて今回のレポートは、GRスープラのドア廻り分解について説明していきましょう!

ドアトリムにしても、ドアハンドルにしてもちょっと特殊な部分があるので、参考にしていただければ
幸いです。m(_ _"m)


一昔前の車だったら、ドアのアウターハンドルを外すには、ほぼドアトリムの取り外しが必要でした。
一方、ドアトリムは外さずにドアミラーが外せる車種が大半だったと記憶しています。

現在お預かりしているGRスープラは逆で、ドアハンドルはドアトリムをそのまま、ドアミラーはドア
トリムの取り外しが必要なんです。
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ドアラッピングの際に外しておきたい部品が、ドアハンドル、ドアミラーなので、まずはドアトリムの
取外しから。。。

GRスープラのドアトリムは、固定ボルト3本、回転式クリップが2カ所、その他樹脂クリップ数カ所で
固定されています。

ボルトの場所は、インナーハンドルの奥にあるカバーを外すと、トルクスネジが1本出てきます。
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インナーハンドル下のポケットになっているところ、蓋を外すと同じようにトルクスボルトが2本出て
くるんですが、この蓋を外すのに一苦労です。┐(´д`)┌ヤレヤレ
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切り欠きの所に、薄っぺらで強度があるL字型のツールを引っかけて外すみたいなんですが、そんなの
持ってないので、たまたま持っていたドラムブレーキのスプリングを引っ張る工具を代用してみました。
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先端が平らなのとガギ状になっている物であれば代用できそうです。が、なかなか無いですよね。。。

この先端を切り欠きにはめてクイッと回転させると蓋が外れますが、文字で表現が難しいので、後ほど
動画をご覧いただければ、状況をご理解いただけるはずです。

蓋を外すとトルクスネジが2本あり、インナーハンドル裏のネジも同じで、トルクスレンチ:T20の
サイズで作業ができます。
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次はドアトリム下面と言いましょうか、覗きこむようにしてみると、トリム下面に長方形の穴が2つ
空いています。
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白い長方形はカーテシランプ、マイナスドライバーなどで簡単に外せるもので、穴の奥に見える白色の
物体が、回転式のクリップと言いましょうか、樹脂製のロックを解除します。


ボルトやナット同様に先端は6面形状なので、10mmのスパナかメガネレンチで回すんですが、メガネ
レンチを使用する場合は、ストレートタイプじゃないと入らないし回せないと思います。
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この樹脂ロックはハネが付いていて、回転させてトリム側の切り欠きにハネを合わせると、トリムを浮き
上がらせることができるんです。
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このロックを解除すれば、残りはクリップだけなので、バキバキ音は出ますがトリムを引っ張って外し
パワーウインド、ドアロック、リフトバック、ドアスピーカー、それぞれのコネクターと、インナー
ハンドルのワイヤーを外せば、完全にドアトリムが外れます。(詳細は動画見てね♪)
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左端の細い棒状の物はドアロックのロッドで下に垂れ下がるので、不意にドアを閉めると挟み込んで
破損する恐れがあるので、十分注意してください。

ドアミラーは簡単、ガーニッシュはハマってるだけ、14mmソケットでボルト3本を外し、ミラーの
コネクターを外せばOKです!
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今回のメインイベントは、ドア アウターハンドルの外し方…なんですが!

大変申し訳ないことに、画像がぶっ飛んでしまったので、説明するにも文章だけでは難しい状況です。

せっかく閲覧いただいているのに、本当に申し訳ありません。m(_ _"m)

現在、画像の復元ができないか色々試しており、復元した際には更新したいと考えております。

ただ、動画にはしっかり収録されていますので、ここまでにサラッと説明した部分も見ていただければ
詳細がわかるはずですので、是非、ご視聴いただければ幸いです。m(_ _"m)


最近では、このグリップタイプのドアハンドルが増えてきています。

以前、グリップタイプ=高級車のイメージが強かったのは、メルセデス・ベンツやVW、アウディなど
ドイツ車が採用していたことだと思われます。

グリップハンドルが採用される理由として『安全性のため』とうたわれているようです。

・手でしっかり握って操作できる
・万が一の時、ロープなどをかけて引っ張ることができる
・手袋をはめた状態でも操作できる
・爪が長い方でも引っかかりにくい

などなどが、理由に挙げられているとの記事を読んだことがあります。

なので、私と同じように『グリップハンドルを外したいのに、外し方がわからない!』という方への
参考になればと思いますが、くれぐれも作業は自己責任でお願いいたします。m(_ _"m)