ちょいちょいハマって見入ってしまうドラマがありますけど、当初ちょいと話題になっていた『ドラゴン桜』
終わっちゃいましたねぇ~。(´・ω・`) ってちょっと前の話ですかね。(;´∀`)

月9は新しいの始まってますが、新ドラマも見てみたいなぁ~ってのはいくつかあるので、時間を有意義に
使いつつ。。。ハマってみようかなぁと思う次第であります。m(_ _"m)

毎年の事ですが、梅雨時期って週末になると雨が降るんですよねぇ~。。。週末に雨が降ると定例にしている
愛機『路星くん』エンジン火入れの行事を見合わせているんです。

ガレージどころかカーポートもないので、色々濡れちゃうのが嫌なのでね。。。
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この週末も雨が怪しかったのですが何とか耐えてくれていたので、サクッとエンジン始動! 10分少々
エンジンをかけたまま放置し、回転を上げたりなんなりと一連の儀式を終えた時でした。。。

近所のおっちゃんが通りがかりに『おぉ!まだエンジンかかるんだなぁ~!凄いなぁ~』と話しかけて
くれ『自分でなんでもやれちゃうで良いわなぁ~』と言いながら去っていきましたとさ。( ´∀` )




田舎のほのぼのとした、あるあるの情景ですが、久し振りにご近所さんとのコミュニケーションをとった
ように感じましたね。(´▽`) 

と言うのも、今回のレポート『ダイハツ・タント(CBA-L385S)』のエンジンオイル漏れとステアリング
タイロッドエンドのゴムブーツ破れ 改修作業のため、久々に長時間外にいたと言うのも一つでしょう。
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そんなこんなで、早速、作業レポートをお届けしてましりましょう!

まずはオイル漏れから作業を進めていきますが、部位は車両右側、横置きエンジンで言うと車両後ろと
言いますか…シリンダーヘッドの吸気前側と言いますか…後々画像で見ていただくとして。。。

吸気系を外していく必要があるので、順番に取り外していっちゃいます。
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まずはインタークーラーダクトの取外し、クリップ1個を外せばあとはゴムブッシュに刺さっているだけ
なので、前方に引っ張り出せば外れます。
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インタークーラーダクトを外すと吸気ダクトとPCVダクトが見えるので、それらも外すんですが…
久々の作業だからか、相変わらず画像を撮り忘れてます。ごめんなさいね。(m´・ω・`)m 

次はエアクリーナー、上流側のボックスはボルト2点でとまってるのと、ゴムブッシュに1点刺さってる
ので、引っ張れば外れます。
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エアクリーナーを外すとこんな感じ。今回のお目当ては燃料をエンジンに供給する『デリバリーパイプ』
付近に位置します。
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オイル漏れの状況を鏡で確認、今までどこから漏れてるのか不明だったんですが、今回の整備で明らかに
なりましたが…カム角センサーかと思ってたのに配線がない...これなんだろうか?
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何物かは分からないけど、ここからオイル漏れがあるのは間違いないので、取り外してOリングを交換
しましょうと言うことで、作業を続行します。




締結ボルトの頭は上からのぞき込めば見えるので、10mmのソケットレンチで外しちゃいます。
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相変わらず取り外した物の画像を取り忘れていてごめんなさいなんですが、物を見る限りオイル経路の
ような溝が入っていたので、VVT?の油圧経路になっているんではなかろうか?と言う物です。

下の画像は左が新品、右が23万km走行する間に熱にさらされヘタってしまい、オイル漏れを引き
起こしていたんですね。
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パッと見はあまり違いが分かりにくいんですが、断面を見れば一目瞭然で、本来は真ん丸のはずですが
劣化品は長方形のようになっていて、シール機能であるゴムの反力が全く効いていない状態です。
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Oリングを新品に付け替える時、部品外形に対しちょっぴりサイズが小さいんですが、少々無理やり広げる
感じで挿入しても大丈夫なので、勢いでいっちゃいましょう!w

あとは元通りに戻して作業完了、Oリング交換後100kmほど走行してますがオイル漏れは解消です♬

次は、ステアリングタイロッドエンドのブーツ交換なんですが、作業途中で雨がパラついてきたので慌てて
タープを設置し作業を続行します…コンパクトカーはこれが出来るからありがたい。ε-(´∀`*)ホッ
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んで、タイロッドエンドブーツなんですが、こいつが破れてグリスが飛び出てる状態だと車検が通らない
ので、ご自分で点検するポイントとして覚えておくと良いかと思います。
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交換前の状態がこちら、左右とも同じ状況で完全に車検はアウト状態ですね。(;´д`)トホホ
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この部品を取り外し、新品ブーツを打ち込む方法については、以前『フロントダストブーツ類交換!』の
記事後半で、専用ツールを使った説明をしているので、そちらを参照いただければと思います。

今回の作業は、その専用ツールがなかったらどうするよ?のバージョンでお届けしますね。

題して!?『ある物で何とかブーツ交換してみた!』です。((´∀`*))ヶラヶラ

まずは締結ナットを緩めておいて、鉄ハンマーを2つ用意し『ダブルハンマー』で衝撃を与え、テーパー
部分の喰い付きを外すという方法です。
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今回は2回だけぶっ叩いて外せましたが、喰い付き具合にもよりますので、必要に応じて潤滑剤を浸透
させておくと良い場合もあります。

ただし、力いっぱい叩く必要がある場合もあり、狙いを外して違う所を叩かないように注意しましょう。




次にブーツの取り外し、画像のようにマイナスドライバーなどを用いて、少し叩いて隙間をあけてから
その隙間を使ってこじるように取り外します。
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ブーツが外れたら、古いグリスを拭き取って新しいグリスを塗布しますが、古いグリスを拭き取るのに
洗浄液などは使用しない方が良いというのが私の考えです。
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油分が完全に切れてしまうと、動きが悪くなって偏摩耗や異音発生に至るのではないかと言う心配が
ありそうだなぁと思っています。

んで、新しいブーツを組むわけですが、ブーツインサートツールの代わりに今回使うのが、ソケットレンチ
30mmのボックス(ソケット)、イソガイと書いてあるのは気にせずにお願いします。(^▽^;)
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それと、大工用で使っている口の広さが75mmのクランプ(万力)でトライしてみます。
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私の予定ではスルッと簡単にはまるはずだったんですが、タイロッドエンドが丸みを帯びていてクランプが
ズレてしまい、うまく力がかけれずこの方法を断念。(-_-;)
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とりあえず、家にある物で。。。ダメもとでウォーターポンププライヤーを使ってリベンジ!
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片側ずつ少しずつくわえて押し込むと、あっけなくスルリと装着できてしまいました。(;・∀・)
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最初からこれでやっておけばよかったわ。┐(´д`)┌ヤレヤレ
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ブーツ交換作業の状況を動画にしてみましたので、ご興味ある方は是非ご覧ください。m(_ _"m)


久々の作業でしたが、やっぱりDIYで考えながらやって上手くいった時の達成感、満足感が心地よく
これが辞められない理由の一つなのかなぁと、改めて感じましたね♪

ついでに車高をちょっぴり上げたいんだけど、、、と言うリクエストにもお応えして作業終了です♬
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にしても。。。人様に見せても恥ずかしくない奇麗な工具に、一式交換したいというひそかな願望を抱き
つつ、次は何に着手しようか構想を練っておりますので、今後のレポートもお楽しみに!m(_ _"m)