相変わらずですが…もぉ2月になっちゃいましたねぇ~、なんだか来週にはゴールデンウイークを迎えてしまいそうな感覚になりますよね!? ちょっと極端すぎますか…( ̄▽ ̄;)

緊急事態宣言も1ヶ月延長となり、馴染みの居酒屋も休業を余儀なくされてしまい、私の憩いの場が一つ減ってしまった今日この頃なんです…

コロナ関連のニュースを見ても、なんだか危機感みたいなのも薄れている印象ですが、感染者数を見ると
減少傾向にはあるようですし、ワクチンの話題もよく取り上げられているので、今後の動向に期待をしつつ
自己防衛を徹底して乗り切りたいを思っております。m(_ _"m)

珍しく?冒頭あいさつが冴えない感じではありますが、メインの話はこれからなので多めに見ていただいて
早速、今回のレポートをお届けしましょうかね ( ´∀` )


今回もGRスープラ(A90)オーナー『Solaさん』から『VERUSのパーツを装着してほしい』との
ご依頼を受け、作業内容などなど掲載していきます。
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今回のレポートも、YouTubeに動画をアップしており、その模様は後半でリンクを埋め込みますので
良かったら是非ご覧いただければと思います。m(_ _"m)

今回取り扱ったパーツは↓↓こちら↓↓、VERUS製 レゾネータデリートキット、ベイフルードキャップ
セット、タービンヒートガードの3点です。
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ベイフルードキャップは、パコン!パコン!とはめ込むだけの簡単施工ですので、Solaさんご自身で装着
されていました( ´∀` )
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んで、レゾネーターデリートキット…と言ってもキャップ1点なんですが、純正レゾネーターを外し
そこに空いている穴を塞ぐための物です。

ところで、レゾネーターっちゃ何ぞや?と思われる方もいらっしゃうでしょうから、簡単に説明しておき
ますと、エンジンが吸う空気の脈動を抑えて流れを整流し、吸気音を抑え静粛性を向上させる部品です。

自動車で走っている時、1カ所だけ窓を開けると『ボボボボボ…』と鼓膜に不快感を覚える経験があるかと
思いますが、あれが空気の脈動と言うやつです。




大量の空気が車内に入ろうとする、でも車内からの出口は狭く抜けきらないから空気の流れが一瞬止まる。
少し空気が出てしまうと、再度、大量の空気が入ろうとする、それが繰り返されあのような不快感が与え
られている…こんな説明で分かってもらえますかね? あってるのかも少々心配ですが。。。( ̄▽ ̄;)

そのレゾネーターとやらが、画像の白丸部分にある箱のような形状のものです。
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この箱の空間が押し込まれる空気の圧力を吸収する、イメージとしてはクッションのような感じですかね。
何となく分かっていただけた提で続けますね。(;^ω^)

レゾネーターを外すメリットって何?走りに影響あるの?と言う疑問に対しては、持論として特に変化は
無いと思っています。

静粛性が下がる、ターボ高回転域で音が少々大きくなる? あとはレゾネーター設置位置が空くので、何か
パーツやら何やらを新設できる、と言った所ですか。

Solaさんの思惑は『吸気音が大きくなればテンション上がるやん!』との事なので、ご要望をかなえるため
装着してみましょう!と言うのが、事の経緯でございます。m(_ _"m)

まず、レゾネーター有無の差も体感したいねぇ~…と言う事で、作業場を自宅駐車場から、とある運動
公園の駐車場へ、インプレッション兼ねて移動しました。

移動したおかげでエンジンルームは高温に…軍手着用して早速レゾネーターを外そうと思ったんですが
ネジ止めされているのと、工具を入れるスペースもないのでエアクリーナー自体を外す必要があります。
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エアクリーナーを外すんですが、その前に『CPM製ブレース』が邪魔なので、そいつも外す必要があり
なかなかお目当ての物にたどり着かない。(;´∀`)

その模様は動画にありますので、ご覧いただければと思います。m(_ _"m)

ブレースを外しエアクリーナー上部を外せば固定ネジにアクセスできるんですが、そのネジがトルクス
(星形)ネジを使っているので、専用工具が必要です。

あ!ネジの画像が無いので、動画で何となく確認していただいて…取外しネジはここと…
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ここの2カ所で、↓↓こちら↓↓側はエアクリーナーを外さないとネジの存在を確認できなかった気が…
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2カ所のネジを外せば、あとは引っこ抜くだけ!と思っていたんですけどね、引っかかっているツメが
妙に頑丈で、外すコツがあるんでしょうか…なかなか外れてくれなくて…
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嫌だなぁ~…なんか嫌な感じ…あ~…とブツブツ言いながら、ちょっとは強引さが必要かも!?と力を
入れた時…やっちまいました…(;゚Д゚)
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無理はイカンです、無理は…Solaさんも笑って済ませてくれましたが、心が痛い…申し訳ありません。

ひとまず純正に戻すことは考えていないという事と、車検には影響ない部品なので不幸中の幸いです。

気を取り直して作業続行…レゾネータの口にはゴムのOリングがあって、レゾネータデリートキット?
キャップ?は金属製、ゴムが粘って金属キャップが入っていかないんです。
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なので、金属キャップ側に薄っすらエンジンオイルを塗布し装着、ちょっとツメのかかり具合が浅い気も
しますが、引っ張っても外れないので…念のためちょっとツメ部分を押し込んで完了!
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ん~、部品の割にはとっても苦労した感が大きい…装着後はこんな感じになりました。
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次はタービンヒートガード、遮熱版と言われるものですが、純正の物はエアクリーナーBOXに固定され
鉄板を成形されただけの、ファッション的にはあまり見えていない方がいい状態の部品です。
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この純正遮熱版を取り外しちゃいますが…あ!トルクスネジ!(笑)レゾネーター固定の物と同じネジ
4カ所緩めて取り外しておきます。
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取り外した遮熱版の代わりに、VERUS製タービンヒートガードなる物を取り付けるわけですが、取り付け
位置は、画像のボルト(13mmソケット)を外し、キット内のボルトで共締めします。
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ヒートガードキットには取説なんて物はなく、見ればわかるでしょ!?的な部品構成になっています。
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先ほど説明した既存のボルトを外し、純正の遮熱版は残してその上からカラーを挟んで共締めします。

共締めする時の順番は↓↓こんな感じ↓↓で、整備慣れしてる人なら見れば理解できるかと思います。
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あとはひたすらネジを締め上げ、しっかり固定してあげれば装着完了! なんですが、画像の白丸部分
ターボのロットが稼働するので、隙間が少ないと走行中干渉しガリガリ音が出るので、ちょっと曲げて
微調整してやりました。
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あとはエアクリーナーとブレースを復元して作業完了♬ 装着後はこんな感じになりました。
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作業時間は約2時間程度、その後インプレッションしましたが変化は殆ど感じられず、ハプニングで凹み
強風の中作業したのに、少々残念な結果でした。




Solaさんも思惑と違い『エアクリーナー自体変えたら音変わりますよね!?』と次なる野望を抱いて
いましたよ。((´∀`*))ヶラヶラ

冒頭から『動画をご覧ください!』と宣伝しまくった感がありますので、ご興味ある方は、他愛もない
整備記録動画を是非、ご覧ください!m(_ _"m)


いかがでしたでしょうか? どなたかの参考になっていれば幸いでございます。m(_ _"m)


~ 番外編 ~

作業が間もなく終了するタイミングで『めっちゃカッコいいっすねぇ~』と声をかけてくれましてね。

19歳、18歳の若い男子3人組、ごっついカメラを抱えて『写真撮っても良いっすか?』と、撮影会に
移行し、いい機会だからとインプレッションついでに同乗して『テンション爆上げ♬』と喜んでいましたw
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さらに、彼らが乗ってきた車両からも車好きがうかがえ、このご時世に若い子が車に興味を持っている
ことに対し、おじさんは妙に嬉しくなりました!

車は2台だったんですが、1台は『スバル・インプレッサ WRX STI(GH-GDB 涙目)』
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お父上が若かりし頃に自動車競技をされていたとかで、幼少期から車が好きだという事でした。
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この車両はそんなお父上からのお下がりだとかで、これから自分色に変化していくことを期待します。
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もう1台が『三菱・コルト・VersionR (CBA-Z27AG)』
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ボディー剛性UPなどが施された限定車とのことでしたが、私はそんな車両の存在を初めて知りました。
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さらにエンジンルームをお披露目してくれたんですが、かなり手の入った車両で自慢ポイントだそうです。
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ザっとご紹介させていただきましたが、この初めましての男子たちと撮影&試走会の後、昼食までご一緒
していただきまして、楽しい時間を過ごさせていただきました♪ 新しい出会いに感謝です!