コロナウィルスの猛威が日に日に増している中、大雪に見舞われ大変なことになっている日本ですが
ご愛読いただいている皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか?

先日、東海地方も大雪に見舞われる恐れがあるという予報を受け、スタットレスタイヤに交換される方が
一気にショップへ押し寄せるという現象が発生しまして。。。

私がお世話になっている『いつものガソスタ』も例にもれず、朝から晩までせっせとタイヤハメ替えや
タイヤ交換に追われており、私も店長からSOSを受けてお手伝いをしに駆け付けたほどでした。

久々のガソスタ業務でしたが、なんだか新鮮で楽しませてもらいましたよ♬

そんな日常の小話もしつつ、今回のレポートをお届けしようと思います。


今回は『スズキ・エブリー(DA64V)カスタム・シボレーフェイス』のユーザー車検に行って来たので
画像と共に、その時の出来事とカスタムカーを持ち込むときの注意点なんかをご紹介しようと思います。
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車検ラインを通るのは乗用車とほぼ同じようになっていて、最後の下回り点検はリフトアップされる
というのが、私の地域の軽自動車検査となっています。

車検ラインの様子は、以前の記事『70ノア ユーザー車検(後編)』をご覧いただければわかると
思いますので、ご興味のある方は是非!




陸運局でドキドキしながら検査を受けた状況を説明していくわけですが、順不同でお伝えしていきますね。

まず、陸運局であわや不合格となりそうだったのが、左前側方の視認性についてです。

6歳児を模した『高さ1m、直径30cmの円柱』を用いて視認性を確認するんですが、それを左側の
フェンダー横にぴったり付けて置いたとき、運転席から直視で確認できるかというもの。
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これが検査官の判断でOKをいただきましたが『低身長の方が乗った場合、ちょっとキワドイのでミラーを
付けるなり、カメラを付けるなりしてもらうのをお勧めします』とヒヤヒヤしてました。

もしかすると次回車検はNGになるかもしれない案件なので、何か対策を考えねばなりませんね。

カスタム車両ですので、テールランプの感じもレトロチックに丸型のが採用されているんですが。。。
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検査ラインに並び、第一関門の灯火器類チェックで『反射板が付いてないから付けてきてね!』という
一言にビックリ!!Σ(・ω・ノ)ノ

事前点検であれこれ確認してたのに、反射板が付いてないなんてこれっぽっちも思いませんでした。

反射板=リフレクターと言って、夜間にライトが当たるとその車両や物体の存在を知らせるための物で
車両後方に取り付けるリフレクターの基準は以下の通りです。

色は赤、10平方センチメートル以上の面積の物で、形は文字や正三角形以外であることされ、一般的に
後方は丸や四角となっていますね。

あと、取り付け位置はリフレクターの上縁が地上から1.5以下、下縁が地上から0.25m以上の高さに
位置していること、とあります。

なので、陸運局の隣にあるカーテストセンターでリフレクターを数百円で購入し、テールランプ横に
張り付けて、再度チェックを受けOKもらいました。
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一つ補足と言いますか…車検ラインに入るときは、ホイールナットが見えるようにしておく必要があるので
ホイールカバーなどは先に取り外しておきましょう。

あと検査官に言われたのが『バンパー変わってるから全長も測らせてもらいますね!』です。( ̄▽ ̄;)
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軽自動車の規格は、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2m以下、排気量660cc以下、乗車
定員4名以下、貨物積載量350kg以下の範囲で製造することとなっています。

んで、構造変更届が不要な範囲ってのがあって、乗用車と小型自動車・軽自動車ともに全長は±30mm
全幅±20mm、全高±40mmであればOKのようです。




ちなみに重量は、乗用車・大型特殊が±100kg、小型・軽自動車が±50kgだそうです。

今回は前後バンパーを含めても範囲内(+25mmぐらい?)ってことで、車検合格をいただきました。
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この車両は今回の車検が3回目かな? 今までは親御さんの伝手で某ディーラーに車検をお願いしていた
そうですが、色々あって私の所へユーザー車検の依頼に来られて引き受けたんですけどね。。。

シートなんかも外装に合わせた仕様になっていて、とってもお洒落なんですが、今回のように陸運局で
ヒヤヒヤする事になるとは、思ってもいませんでした。
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このブログを書き上げてるとき、『いつものガソスタ』店長さんから言われたのが『よぉユーザーで
行ったね!初年度は良いけど2回目から大変な車じゃないっけ!?』と。。。
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改造車の車検適用範囲が緩和されたのは1995年ごろだったでしょうか、それ以来はあまり気にする
ことなくユーザー車検であれこれ通してきましたが、今回ばかりは本当に冷や汗出ました。( ̄▽ ̄;)

冷や汗と言えばもう一つ、車検が終わってオーナーさんに納車し、お礼にと昼食をご馳走になりに行く道中
追走をしていて気づいたのが、ハイマウントストップランプのバルブが1発切れているのに気づくという。

後日、バルブ交換をさせていただきましたが、事前チェックで問題なかったのにすごいタイミングで
切れてしまったもんだと、今回のユーザー車検は良い経験をさせてもらったとつくづく思うのでした。

また機会があれば、この車両のハイマウントストップランプを外す作業に触れるかもしれませんので
知りたいと思われる方は、ちょっと気にしておいていただければと思います。m(_ _"m)