前回の更新と同時にバッテリーもチャージ、オイルも入れたので後はLLC(ロングライフクーラント)
と言われるラジエータ水を入れたので、ようやっと走れる状態になりました!!
ですが、まずはタイトルの『エアコンコンプレッサー交換』から取り上げていきますね。
交換手順などは『エンジン降ろし』の記事で分解手順を紹介しているので、そちらを参考に逆の手順で
行います。
ただ、エアコンガスが入っている場合はガス回収が必要なので、専用の回収機を使うためガソスタなどに
相談してから作業をしましょうね!
参考までに、ガソスタで使われているガス回収&チャージ機はこんなやつでした。

どこにどうやって繋いで作業するのさ?と言う所ですが、どの車も『H』と『L』の凸字が記されている
ネジ式のキャップが付いていて、『H』が高圧側なので。。。

当然『L』が低圧側になっています。

このキャップ達を外して先ほどの機械からニョロリと出ているホース、赤色が高圧側なので『H』へ
黄色が低圧の『L』へ、クイックカプラーを『カチッ』と言うまで押し込み、先端のネジを閉め込んで
バルブを開けます。

ちなみにNAロードスターのガス回収&チャージのコネクター部分は、助手席側でウインドウォッシャーの
タンク付近に設置されています。

後は回収ボタンをすと機械が勝手に作業して、回収完了すると『ピィ~っピィ~っ』とお知らせしてくれる
システムになっています。
回収後は作業に取りかかるわけですが、我が愛機『路星くん』の状況解説を少ししますと。。。
納車当初からエアコンを入れると『ゴォ~...』と唸るような音がボディーを伝わり室内に響き渡って
いたんですが、きっとその頃からコンプレッサーのオイル漏れがあったんでしょうね。

エアコンコンプレッサーの中にはエアコンガスだけではなく、スニソオイルと言う潤滑油も入っていて
そのオイルがプーリーのベアリングとメカシールが劣化しオイル漏れてしたんだと推測します。
コンプレッサーが回っていないのに、地面に滴り落ちるくらいにオイルが漏れてしまっていました。

このままでは車検が通らないため、リビルト品を3万円で購入し交換する事になった訳です。
取り外しは本体固定の4本に加え、エアコンの高・低圧パイプを外しますが、ガスを回収したとはいえ
少量のガスとオイルが噴き出てくることが大半なので、目に入らない様に気を付けてくださいね。
撮った画像は組付け後なんですが、エアコンパイプの取り付け状態は↓の通り、赤丸部分が低圧パイプで
エンジン上側から見ている状況、高圧パイプは本体側面に付いています。

今までありがとう!コア部品くん、これからよろしくね!リビルト品くん!と言う感じで新旧並べて
みましたが...赤丸が高圧側、青丸が低圧側...のはずです。(;^ω^)

新旧を見比べるとハーネス部分がちょっぴり変わっていて、旧品は直接コネクターを挿すタイプ。

リビルト品はハーネスが延長されているタイプなんですよね。

更にコネクターの形状がちゃうやんけ!と車体側のハーネスを見て焦りました。

2股になっている白っぽいコネクターを外して付け替えようと思ったのですが、ハーネスをたどってみて
一安心しました。
↑のハーネスは中間ハーネスとなっていて、メインハーネスから枝分かれしている根元に形状の合う
コネクターがあり、コンプレッサーから延長されているハーネスを延ば問題なしです。

問題ない事もわかったので、本体を組み付けて無事に交換作業完了♪

最後はエアコンガスをチャージするんですが、充填量はどれくらいか分からずネットで調べたところ
『600g』とちょっと多い気もしましたが、操作を店長にお任せして約10分ほどでチャージ完了!

動作確認は問題なし、『ゴォ~』と言う不快な音もなくなり快適なドライブ(?)を取り戻すことが
出来ましたね♪
ここからの内容は『おまけ』みたいなものですが、せっかく作業中に画像を撮ったので掲載しますね。
まずは『ミッションオイル交換』についてですが、オイルを抜くドレン(赤丸)とオイルを入れるプラグ
(青丸)の位置関係はこんな感じ。

ミッションオイルの給油量は約1.8Lで、給油プラグ(青丸)からオイルが溢れ出るまで給油し、滴下まで
放置してからプラグを締める、と言うのが一般的な給油方法でしょうね。
もう一つの『おまけ』は、LLCのリザーバータンク内のお掃除も実施しておきました。

↑画像でもわかるように、キャップを開けたら中が黒く見えるんですけどね、何やらヘドロチックな物が
堆積していて...エンジン内部やラジエーター内の錆などが流れついた物だと思われます。(;´Д`A ```

リザーブタンクを取外し、水道水を入れてガシャガシャ振りまくり、エアーブローして取れる範囲で綺麗に
洗浄してやりました。

機会があれば交換を検討しようかと思いますが、作業の最後に要交換部品が新たに出現。┐(´д`)┌ヤレヤレ
フードスタンドのホルダーが『パキッ』と言って割れてしまうという事態に。。。

まぁ、樹脂部品ですし大がかりな物ではないのでボチボチで交換します。(;´Д`A ```
長期間にわたりレストアシリーズをお届けしてまいりましたが、やっとの思いで愛機『路星くん』の復活を
遂げることが出来ました!
これもガソスタ店長さんのご厚意とご協力、読者の皆様がいての賜物と感謝しております。m(_ _"m)
これで終わりなわけではないので、今後も『路星くん』存続のために精進してまいりますので、引き続き
応援承りたく、よろしくお願いいたします。m(_ _"m)

ちょっぴり堅苦しい締めのあいさつになりましたが、次回はお隣の白ロドにまつわる作業から得た豆知識を
お届けしてみようと思いますので、お楽しみに!(^_^)/~
と言われるラジエータ水を入れたので、ようやっと走れる状態になりました!!
ですが、まずはタイトルの『エアコンコンプレッサー交換』から取り上げていきますね。
交換手順などは『エンジン降ろし』の記事で分解手順を紹介しているので、そちらを参考に逆の手順で
行います。
ただ、エアコンガスが入っている場合はガス回収が必要なので、専用の回収機を使うためガソスタなどに
相談してから作業をしましょうね!
参考までに、ガソスタで使われているガス回収&チャージ機はこんなやつでした。

ネジ式のキャップが付いていて、『H』が高圧側なので。。。


黄色が低圧の『L』へ、クイックカプラーを『カチッ』と言うまで押し込み、先端のネジを閉め込んで
バルブを開けます。

タンク付近に設置されています。

システムになっています。
回収後は作業に取りかかるわけですが、我が愛機『路星くん』の状況解説を少ししますと。。。
納車当初からエアコンを入れると『ゴォ~...』と唸るような音がボディーを伝わり室内に響き渡って
いたんですが、きっとその頃からコンプレッサーのオイル漏れがあったんでしょうね。

そのオイルがプーリーのベアリングとメカシールが劣化しオイル漏れてしたんだと推測します。
コンプレッサーが回っていないのに、地面に滴り落ちるくらいにオイルが漏れてしまっていました。

取り外しは本体固定の4本に加え、エアコンの高・低圧パイプを外しますが、ガスを回収したとはいえ
少量のガスとオイルが噴き出てくることが大半なので、目に入らない様に気を付けてくださいね。
撮った画像は組付け後なんですが、エアコンパイプの取り付け状態は↓の通り、赤丸部分が低圧パイプで
エンジン上側から見ている状況、高圧パイプは本体側面に付いています。

みましたが...赤丸が高圧側、青丸が低圧側...のはずです。(;^ω^)




一安心しました。
↑のハーネスは中間ハーネスとなっていて、メインハーネスから枝分かれしている根元に形状の合う
コネクターがあり、コンプレッサーから延長されているハーネスを延ば問題なしです。


『600g』とちょっと多い気もしましたが、操作を店長にお任せして約10分ほどでチャージ完了!

出来ましたね♪
ここからの内容は『おまけ』みたいなものですが、せっかく作業中に画像を撮ったので掲載しますね。
まずは『ミッションオイル交換』についてですが、オイルを抜くドレン(赤丸)とオイルを入れるプラグ
(青丸)の位置関係はこんな感じ。

放置してからプラグを締める、と言うのが一般的な給油方法でしょうね。
もう一つの『おまけ』は、LLCのリザーバータンク内のお掃除も実施しておきました。

堆積していて...エンジン内部やラジエーター内の錆などが流れついた物だと思われます。(;´Д`A ```

洗浄してやりました。

フードスタンドのホルダーが『パキッ』と言って割れてしまうという事態に。。。

長期間にわたりレストアシリーズをお届けしてまいりましたが、やっとの思いで愛機『路星くん』の復活を
遂げることが出来ました!
これもガソスタ店長さんのご厚意とご協力、読者の皆様がいての賜物と感謝しております。m(_ _"m)
これで終わりなわけではないので、今後も『路星くん』存続のために精進してまいりますので、引き続き
応援承りたく、よろしくお願いいたします。m(_ _"m)

お届けしてみようと思いますので、お楽しみに!(^_^)/~
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