台風の爪痕をニュースで見るたび心が痛み、また週末の豪雨で二次的被害の恐れも高まていますので、まず
安全確保、人命第一の行動を徹底していただきたいと、心から願っております。

何んの事情でか連絡先が分からなくなってしまった知人が関東圏にいるので、その方の無事も祈りつつ
今日もやりたい事が出来ることに感謝して、レストアシリーズを続行いたしましょう。

前回、エンジン搭載が完了したので、まずはラジエーターホースの熱害対策を施します。
IMG_4795
本当はシリコンホースに変えておきたかったのですが、名前の通ったメーカーの物だと純正品より高価に
なってしまうため、今回は純正新品のホースを購入し、グラスファイバー製のサーモバンテージをホースに
巻き付ける方法を選択します。



サーモバンテージも色々ありますが、知人のガレージで余っている物をいただいてきたので助かりました。
IMG_4796
サーモバンテージにもメリット/デメリットがあるようで、外部からの受熱は避けれますが放熱性が低下
するため、部品によっては良し悪しがあるとか。

冷却水ホースなので放熱性よりも、熱害で硬化し亀裂が入って冷却水漏れよりは良いかと思い、サーモ
バンテージでは役不足かもしれませんが、今回はこの方法でイン/アウトのホースに施工しています。
IMG_4797
熱害対策を終えてからエンジンワイヤーハーネスを復元していき、エアクリーナーを取り付けました。

オイルシール打ち換えの時に発見したエアクリーナーボックスの破損(穴あき)も、あわせて対応する
必要がありました。┐(´д`)┌ヤレヤレ
IMG_4799
安価で済ませれる方法を模索していた時に、某オークションに1,000円で出品されていたアペックスの
パワーフローをゲット!!
IMG_4802
遮熱板付きかつ各ステーも付いていてポン付けできる状態だったのでラッキー♪

ノーマルクリーナーからエアフロメーターをボルト2本緩めて取り外しましょう。
IMG_4800
エアフロメーターっちゃ何ぞや!?を簡単に説明すると、エンジンが吸い込もうとしている空気の量を
計測して、その情報をコンピューターに送り、コンピューターが最適な燃料の量を算出して、燃料を噴射
させるためのセンサー部分ですね。




エアフロメーターには方向性があるので取り付け注意ですが、逆には付かないですわね。(;^ω^)
その他、細かいことはまたの機会にお話しできればと思います。m(_ _"m)
IMG_4801
エアフロメーターをパワーフローと合体させますが、空気の流れのとおりに組付けます。
IMG_4803
あとはスロットルボディーからパワーフローをエアーダクトでつないで固定するだけです。
IMG_4806
作業が楽チンで助かりましたが、パイピングもアルミ管に変更すればカッコよく仕上がりますよねぇ~。
IMG_4808
この吸気系の固定点、実は1ヶ所のみと少々心もとないのですが、ひとまず様子見しましょうかね。
IMG_4807
吸気系を組み付けてチェックしたところ、ラジエーターホースのクリップとエアーダクトが干渉気味なのを
発見したので、クリップの向きを変更しましたが、このままだと穴が開くかもしれないので注意です。
IMG_4805
あとはブレーキのマスターバックにつながる負圧ホースを戻そうと思ったんですが、これまたクリップの
跡が戻らず変形したままとすごい硬化が見られ、最悪はブレーキが利かない!なんて懸念もあるので後日
交換します。。。追加出費(;´д`)トホホ
IMG_4798

一通りの復元作業が終わったので、タワーバーを元に戻して完了。。。!?
IMG_4809
ここまでやって何なんですが。。。パワステポンプにエアコンコンプレッサーがまだ付いてないので
当然、補機ベルトも張れてない、エンジンマウント締付もすっかり忘れちゃってます。┐(´д`)┌ヤレヤレ

そそっかしいのは相変わらず(笑)

ミッション搭載前に済ませておきますので、次回、ミッション搭載の作業レポートをお楽しみに!?