夏季連休が明けてあっという間に1週間が経過、子供達も夏休み大詰めと言ったところでしょう。
暑い日が続いていたのに、朝晩は過ごしやすい気候になり始めていますが、まだまだ油断大敵です。
熱中症には十分気を付けて8月残りの数日を過ごしたいものですね。
さて今回の愛機『路星くん』ことNAロードスター レストアシリーズは、以前発見した問題のある部品
『ISC(アイドルスピードコントロール)冷却水パイプ』の腐食修復方法をご紹介しましょう。
『ISC』をアッセンブリで新品購入しようと見積もりをとったら、なんと3万8千円もするとのことで
リビルト品もなく対応に悩んでたんですが、応急処置案を検討したので実行してみます。
まずは『ISC アッセンブリ』の取り外しなんですが、オルタネーターが邪魔なので先に外します。
画像はエンジンがひっくり返っていてフロント側から見ている状態、オルタネーターのボルト1本を
外します。
オルタネーターはエンジン後方からも長いボルトで固定されているので、それも抜けば本体が外れます。
オルタネーター本体が外れても『ISC』はまだ外せれないんです。
と言うのも、ベルト張力調整用のスライドプレートが『ISC』の真下に設置されていて『ISC』の
締結ボルトと被っていて工具が入らないんです。
スライドプレートはボルト1本で締結されているので簡単に外せます。
スライドプレートが外れたら『ISC』の固定ビス4本を外しますが、しっかり締まっているのでナメて
しまわないように上からドライバーを押し付けるようにして回しましょう。
これで『ISC』が外れサーモガスケット(ゴムパッキン)が出てきますので、外しておきましょう。
『ISC』の冷却水経路を見るとヘドロの様なものが堆積しているではないですか!
アイドリングの時に通るエアー通路もデポジット(オイル混じりの空気が通って溜まるススの様な物)が
堆積しているので、一緒に洗浄して綺麗にしました。
冷却水経路の堆積物を放置していると、冷却水の流量が足りなくなり正規の冷却性能が得られない部分が
出てしまうので、除去することをお奨めします。
またエアー通路のデポジットも同様にエアー流量が変わりアイドリング安定性などにも影響するので一緒に
洗浄しておくと二度手間にはなりませんね♪
『ISC』の各径路に堆積しているという事は、スロットルボディー側も同様に堆積しているわけで。。。
こうなりゃスロットルボディーも取り外して、堆積物を綺麗に取り除くことにします。
スロットルボディーの取り外しはボルトとナット2ヶ所ずつ、計4ヶ所の締結なので簡単に外せます。
スロットルボディーとインマニ間はガスケットがあるので、これも新品交換する必要がありますね。
で、外したスロットルボディーですが、バタフライやらなにやら真っ黒なでコテコテに堆積しているので
とにかく綺麗にしちゃいましょう。
専用のクリーナーを使った方が良いのかもしれませんが、自己責任で洗浄液を使用しています。
最初に気になった『ISC』の冷却水経路も、こんな感じで綺麗になりました♪
『ISC』とスロットルボディーの堆積物は綺麗に除去できたので、本題の『パイプ腐食』を修復します。
修復方法は穴の開いた所に当て板的な物を置いて、金属系パテで埋めるという方法です。
具体的に説明していきますと、まず当て板的な物に内径4mm長さ20mmのカラーをホームセンターで
調達してきました。
サイズ表からして一番小径の物で小さ過ぎるんですが、一つ上のサイズだと大き過ぎて入らないんです。
修復したいパイプの内径が約5.5mmで『サイズ4』だとスカスカ、カラーを少し広げて使ってみます。
左が正規品で、右がカラーの合わせ部分を広げたものです。
これを修復するパイプの奥まで押し込んでやると、長さ的にも良い感じになりました。
穴あき部分は、こんな感じで壁が出来ている状況ですね。
今回は『デブコン』と言う金属用パテを使って、穴を埋めてみました。
修復部分が荒れていてロウ付けした様にも見えますが、パテ盛りだけ。ただスプール部分が痩せているので
もう少し肉盛りと成型する必要がありそうです。
ひとまず修復の第一弾は完了と行った所ですが、パイプ内径を絞ってしまっているので、冷却水の流量減が
エンジンにどれくらい影響があるのか分からず、正直ちょっぴり不安でもあります (;´Д`A ```
まぁ応急処置として...と言ってもずっと使いそうですが、不具合状態を回避しての事なのでひとまず
安心して復元できそうですね♪
ここまで来たら、あとは冷却水ホースやら劣化したガスケットやら、細かい部分を今のうちに交換して
いよいよエンジン搭載できる目処が立ちますね!
9月中にはエンジンとミッションを搭載して、10月中に車検でNGになりそうな所を修復し、年内か
年明け早々には車検取得ってな感じで復活を目指しますので、今後の進展をお楽しみに♪ ( ^_^)/~
暑い日が続いていたのに、朝晩は過ごしやすい気候になり始めていますが、まだまだ油断大敵です。
熱中症には十分気を付けて8月残りの数日を過ごしたいものですね。
さて今回の愛機『路星くん』ことNAロードスター レストアシリーズは、以前発見した問題のある部品
『ISC(アイドルスピードコントロール)冷却水パイプ』の腐食修復方法をご紹介しましょう。
リビルト品もなく対応に悩んでたんですが、応急処置案を検討したので実行してみます。
まずは『ISC アッセンブリ』の取り外しなんですが、オルタネーターが邪魔なので先に外します。
外します。
と言うのも、ベルト張力調整用のスライドプレートが『ISC』の真下に設置されていて『ISC』の
締結ボルトと被っていて工具が入らないんです。
しまわないように上からドライバーを押し付けるようにして回しましょう。
堆積しているので、一緒に洗浄して綺麗にしました。
出てしまうので、除去することをお奨めします。
またエアー通路のデポジットも同様にエアー流量が変わりアイドリング安定性などにも影響するので一緒に
洗浄しておくと二度手間にはなりませんね♪
『ISC』の各径路に堆積しているという事は、スロットルボディー側も同様に堆積しているわけで。。。
とにかく綺麗にしちゃいましょう。
修復方法は穴の開いた所に当て板的な物を置いて、金属系パテで埋めるという方法です。
具体的に説明していきますと、まず当て板的な物に内径4mm長さ20mmのカラーをホームセンターで
調達してきました。
左が正規品で、右がカラーの合わせ部分を広げたものです。
もう少し肉盛りと成型する必要がありそうです。
ひとまず修復の第一弾は完了と行った所ですが、パイプ内径を絞ってしまっているので、冷却水の流量減が
エンジンにどれくらい影響があるのか分からず、正直ちょっぴり不安でもあります (;´Д`A ```
まぁ応急処置として...と言ってもずっと使いそうですが、不具合状態を回避しての事なのでひとまず
安心して復元できそうですね♪
ここまで来たら、あとは冷却水ホースやら劣化したガスケットやら、細かい部分を今のうちに交換して
いよいよエンジン搭載できる目処が立ちますね!
9月中にはエンジンとミッションを搭載して、10月中に車検でNGになりそうな所を修復し、年内か
年明け早々には車検取得ってな感じで復活を目指しますので、今後の進展をお楽しみに♪ ( ^_^)/~
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