先日の事ですが私の中で10日ほど日付がズレていまして、まだ7月中旬のつもりでいましたが、なんと!
既に7月下旬になっているではないですか!
子供たちは夏休みに入っているし、台風は来るし、急に蒸し暑くなるし。。。
やらなきゃいけない事やらやりたい事やらが沢山あり過ぎて、時間の感覚がおかしくなっている模様です。
体調管理にも気を配り、時間軸をキャリブレーションして暑い夏を乗り切りたいものですね~。
なんだかよく分からない始まりですが、愛機『路星くん』のレストアシリーズをお届けしましょう。
チマチマ進めている中で、とんでもない事態に陥っている部品もありまして、その関連で今回の記事を
まとめています。
今回手を付けたのが『オイルクーラー』のガスケット交換と、クーラーに繋がっている冷却水ホースの
交換です。
まずはオイルフィルターとオイルクーラーを外すのに『インマニステー』を外して作業スペースの確保を
しておきます。

この画像はエンジンがひっくり返っているので、通常だと下面から見た状態でフィルター横にあるゴッツい
アルミの部品が『インマニステー』です。
エンジンの上から見ると2本のボルトで締結されているのと。。。

下側はブロックに1本で締結されているので、合計3本のボルトを外します。

オイルパン復元の時に邪魔になりそうなので、ついでの作業と言って良いでしょう。
インマニステーの次はフィルターレンチ『63』でオイルフィルターを外すとオイルクーラーが見えます。

『オイルクーラー』は本体の真ん中にあるナットで締結されていますので、30mmボックスで緩めます。
本体を外す前に『ウォーターホース』を外しますが、本体側は後にしてエンジン側を先に外します。
まずはシリンダーヘッド後方のバイパスパイプ側を見てみましょう。

何だかホースクリップの周りがプックリ膨れ上がっていて、今にも破裂しそうな状態です。
このクリップをズラしてホースを抜くんですが、クリップをずらしたのにまだクリップが付いている感じに
見えますよね。まるで海パン脱いだのに日焼けでまだ海パン履いてるように見える、あれと一緒(笑)

貼り付きが酷いのでマイナスドライバーなどでコジリながら抜くと、錆の浮いたパイプが出現!

磨けば綺麗になりますが、腐食が進行して折れたりすると嫌なので…見積もり取ってみましょう。
もう片方はエンジンフロント側にあるスロットルボディーの下側、アイドルスピードコントロールバルブの
下側にあるパイプ部です。画像はホースを外した後のもの。

ホースを外して違和感が。。。ん?なんじゃこれ?パイプ詰まってるけど、冷却水ちゃんと流れてたのか?

これは良くない!オイルクーラーに冷却水が回ってないとなると、エンジンオイル温度が上昇してしまい
ピストンの潤滑油幕切れとか様々な部分に悪影響を及ぼしエンジンブローの恐れが出てきます。
恐る恐る精密ドライバーで突いてみると。。。最悪の事態に進行していました。(;´д`)トホホ

肝心な部分に虫食いのような穴がポッカリと開いてしまっています。。。
ホース被せてくクランプするから大丈夫でしょ!?と言うあなた! それは少し危険なんです。
パイプ先端に『スプール』と言う膨らみがあって、その膨らみとホースの未着でシールしてるんですね。
ホースにかかる圧力で抜けてしまわないように、圧力に見合った張力のクランプで抜け防止してるんです。
確かにホースクランプでもシール効果はあるんですが。。。
この穴あきは、そのスプール部分で発生しているので交換しなければならず、交換するにはパイプだけでは
無理なので、アイドルスピードコントロールバルブ、略して『ISC』アッセンブリの交換が必要です。
更にレストア費用がプラスされるわけで、これも見積もり待ちです。┐(´д`)┌ヤレヤレ
いっそのこと『4スロ化』でもしようかとよぎりましたが、資金繰りが大変なので一瞬で却下。
気持ちは一気に急降下しましたが、とりあえずオイルクーラーだけは復元したいので作業続行します。
『オイルクーラー』を外した理由は『オイルクーラーガスケット』を交換するためなんですが、これも
ゴム製のOリングなので、熱劣化でいずれ交換を強いられると思い、このタイミングで交換します。

オイルクーラーとシリンダーブロックの間にオレンジ色のOリングが対象部品です。
いつもの様に新品と比較すると、かなり変形しているのが分かりますね。(左が新品)

新品組み込み時は、オイルクーラーの溝とシリンダーブロックの面に遺物が無いように洗浄しましょう。
遺物があるとオイル漏れの原因になりますので。。。
組み戻せば終わりなのですが、あのパイプに詰まった遺物たちを考えると、オイルクーラーの中って
どうなってるの?と不安に駆られたので、洗浄してみました。
水道水とエアーブローを試すと、錆汁から始まり黒いススの様な物体が出るわ出るわ。。。
水を注いで『シャバシャバ』と振りまくり、エアーブローでふっ飛ばし、繰り返すこと約1時間 (;^ω^)
何とか綺麗になったようなので、オイルクーラーを組み戻します。
まずは交換するホースも新旧で比較、特に面白い発見は無いですが、ちょっと変形してるかな。。。

オイルクーラーにホースとOリングを先に組付けておきます。

オイルクーラーは、オイルの入りの口穴と出口の穴が上下一直線となるようにして締付けたら完了です。

オイルクーラーの締付トルクは調べてませんが、緩めた時の感触でいい具合に締めあげました。(;^ω^)
今回はショックな出来事もあったし、見積もり依頼を作成するためここまで。
エンジンの劣化は走行距離も関わりますが、運転時間(高温にさらされている時間)の影響も大いに
受けているので、触れば触るほど悪い所が出てくるのが現状です。
距離にして16万km、運転時間は分からないけどかなり痛んでいるので、記事のネタはまだまだ
尽きませんねぇ。┐(´д`)┌ヤレヤレ
という事で、レストアレポートはまだまだ続きます! 今後の進展もお楽しみに♪
既に7月下旬になっているではないですか!
子供たちは夏休みに入っているし、台風は来るし、急に蒸し暑くなるし。。。
やらなきゃいけない事やらやりたい事やらが沢山あり過ぎて、時間の感覚がおかしくなっている模様です。
体調管理にも気を配り、時間軸をキャリブレーションして暑い夏を乗り切りたいものですね~。
なんだかよく分からない始まりですが、愛機『路星くん』のレストアシリーズをお届けしましょう。
チマチマ進めている中で、とんでもない事態に陥っている部品もありまして、その関連で今回の記事を
まとめています。
今回手を付けたのが『オイルクーラー』のガスケット交換と、クーラーに繋がっている冷却水ホースの
交換です。
まずはオイルフィルターとオイルクーラーを外すのに『インマニステー』を外して作業スペースの確保を
しておきます。

アルミの部品が『インマニステー』です。
エンジンの上から見ると2本のボルトで締結されているのと。。。


インマニステーの次はフィルターレンチ『63』でオイルフィルターを外すとオイルクーラーが見えます。

本体を外す前に『ウォーターホース』を外しますが、本体側は後にしてエンジン側を先に外します。
まずはシリンダーヘッド後方のバイパスパイプ側を見てみましょう。

このクリップをズラしてホースを抜くんですが、クリップをずらしたのにまだクリップが付いている感じに
見えますよね。まるで海パン脱いだのに日焼けでまだ海パン履いてるように見える、あれと一緒(笑)


もう片方はエンジンフロント側にあるスロットルボディーの下側、アイドルスピードコントロールバルブの
下側にあるパイプ部です。画像はホースを外した後のもの。


ピストンの潤滑油幕切れとか様々な部分に悪影響を及ぼしエンジンブローの恐れが出てきます。
恐る恐る精密ドライバーで突いてみると。。。最悪の事態に進行していました。(;´д`)トホホ

ホース被せてくクランプするから大丈夫でしょ!?と言うあなた! それは少し危険なんです。
パイプ先端に『スプール』と言う膨らみがあって、その膨らみとホースの未着でシールしてるんですね。
ホースにかかる圧力で抜けてしまわないように、圧力に見合った張力のクランプで抜け防止してるんです。
確かにホースクランプでもシール効果はあるんですが。。。
この穴あきは、そのスプール部分で発生しているので交換しなければならず、交換するにはパイプだけでは
無理なので、アイドルスピードコントロールバルブ、略して『ISC』アッセンブリの交換が必要です。
更にレストア費用がプラスされるわけで、これも見積もり待ちです。┐(´д`)┌ヤレヤレ
いっそのこと『4スロ化』でもしようかとよぎりましたが、資金繰りが大変なので一瞬で却下。
気持ちは一気に急降下しましたが、とりあえずオイルクーラーだけは復元したいので作業続行します。
『オイルクーラー』を外した理由は『オイルクーラーガスケット』を交換するためなんですが、これも
ゴム製のOリングなので、熱劣化でいずれ交換を強いられると思い、このタイミングで交換します。

いつもの様に新品と比較すると、かなり変形しているのが分かりますね。(左が新品)

遺物があるとオイル漏れの原因になりますので。。。
組み戻せば終わりなのですが、あのパイプに詰まった遺物たちを考えると、オイルクーラーの中って
どうなってるの?と不安に駆られたので、洗浄してみました。
水道水とエアーブローを試すと、錆汁から始まり黒いススの様な物体が出るわ出るわ。。。
水を注いで『シャバシャバ』と振りまくり、エアーブローでふっ飛ばし、繰り返すこと約1時間 (;^ω^)
何とか綺麗になったようなので、オイルクーラーを組み戻します。
まずは交換するホースも新旧で比較、特に面白い発見は無いですが、ちょっと変形してるかな。。。



今回はショックな出来事もあったし、見積もり依頼を作成するためここまで。
エンジンの劣化は走行距離も関わりますが、運転時間(高温にさらされている時間)の影響も大いに
受けているので、触れば触るほど悪い所が出てくるのが現状です。
距離にして16万km、運転時間は分からないけどかなり痛んでいるので、記事のネタはまだまだ
尽きませんねぇ。┐(´д`)┌ヤレヤレ
という事で、レストアレポートはまだまだ続きます! 今後の進展もお楽しみに♪
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