なかなかスッキリした晴れ間が見られない日が続いていますが、皆さん体調崩していませんか?
湿度も高くてジメジメ、洗濯物もなかなか乾かない。。。梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。
今回は久々に愛機『路星くん』のレストアシリーズをお届けしますね♪
前回のレストアシリーズは『オイルパン外し』の記事で、その続きを!と思っていたんですが私の発注ミスで
オイルパンガスケットを1つ忘れてまして、作業ストップしちゃってます。(;´Д`A ```
という事で先に冷却水系統のパイプが折れてしまった『サーモカバー』の交換に着手です!

ボルト2本で付いている画像赤丸部分が『サーモスタットカバー』でその奥にあるのが『サーモカバー』

エンジンを降ろした直後に『サーモカバー』を先に変えておこうと思って作業してたんですよ。
タイベルカバーを外して。。。

タイベルも外して。。。

カムギヤの奥に見える黒いプレート『タイベル・シールカバー』と言うパーツを外す必要があって…
画像赤丸部分6ヶ所のボルトを外せば取れるはずだったんですが、考えてみればカムギヤが邪魔なのは
分かっていたはず。(;´Д`A ```

という事で、エンジンクレーンで吊ったままでは作業ができないし、地面に置くと不安定で色々危険と判断したこともあり、作業が頓挫していたわけですね。( ̄▽ ̄;)
そんな経緯がありオイルパン脱着作業も楽にしよう!と、後輩から借用してきた『エンジンスタンド』に
エンジン本体を付けて作業再開します!

カムギヤを外すにはヘッドカバーを外しますが、まずはプラグコードとイグナイター固定点を外します。
組み戻す時に順番を間違えないようにしましょうね!

外せたらヘッドカバー締結ボルト11本を外します。

後はPCVホースを外してヘッドカバーを上に持ち上げれば簡単に外せちゃいます。
次はインテーク/エキゾースト療法のカムギヤ締結ボルトを緩めますが、回り止めが必要です。

回り止めはギヤのスポークに引っかけるタイプもありますが、カムシャフトに6角の面があるので、そこを
モンキーレンチでくわえて固定すればOK! エアーインパクトがあるとさらに楽チンですね。

カムギヤが緩めば『タイベル・シールカバー』が外せて『サーモカバー』の締結ボルトも見えます。

『サーモカバー』の前に『サーモスタットカバー』を外して『サーモスタット』本体を取り出します。

『サーモスタット』を外してみましたが見た目がバッチイ!
バッチイだけで作動はしていたので良いんでしょうが。。。予算と相談し交換しようか検討中。(;^ω^)

『サーモカバー』の締結ボルト2本を外して本体を取ってしましましょう。

外すとOリングの跡がしっかり付いていますが、指で触って凸があったらシール不良にならないように
スクレーパーなどで削ぎ落しておきましょう。

『サーモカバー』交換で必要な部品はこちら。ちょっと見難いけど品番も参考までに。

Oリングにせよガスケットにせよ、基本的に分解・組付け時は新品交換と認識してくださいね。

何ってわけではないですが、現行品と新品を並べてみました。( ´∀` )

『サーモカバー』のヘッド側を覗くと溝があるので、そこに新品のOリングをお忘れなく。

Oリングは溝にしっかりハメておかないと部品でハサんで切れる恐れがありますので、十分注意して
組付けてください。

Oリングや遺物を噛みこまないように、ヘッドに取り付け『タイベル・シールカバー』を付けます。

部品が綺麗になるのは気分が良いですねぇ♪ ( ´∀` )
後はタイベルを組み戻して、タイベルカバーとヘッドカバーを被せればOK!

タイベルは、過去の記事『フロントオイルシール交換②』で分解していて要点がありますので、参照
してもらえれば組み戻しのポイントが分かるかと思います。
きっとタイミング系統の組付けで皆さんが困るであろう部分が『クランクシャフトロックボルト』の
トルク締めでしょう。

締付トルクは11~12kgf・m(110~120N・m)らしいので、そこそこ頑張らないと不安が
残ってしまいそうですよね。
トルクレンチを使ったとして、これまた回り止めが必要ですから困っちゃうでしょう。
フライホイールのリングギヤを使って固定するのが望ましいのかもしれませんが、私はフライホイール用の
ボルトとバールを使って回り止めにしちゃいます。

バールはボルトのネジ部にかけるとネジ山がつぶれちゃうと大変なので、ボルト頭にしっかりかけます。

この状態を作ってから『ロックボルト』を締め付けます。
今回お借りしたトルクレンチは超一流ツールメーカー『Snap On』です♪

表示部はデジタル式で設定トルクに到達するとアラームとLEDで告知してくれるという優れもの。

締付開始後、トルクが乗り出すとLEDが点灯。。。

更に締め上げると、もう一段階LEDの点灯範囲が増えます。。。

設定トルク付近まで締めあがると緑色のLEDが点灯し始めます。。。

設定トルクに到達すると『ピィーッ』とアラームが鳴るんです!!

便利な世の中になったもんですねぇ~。( ´∀` )
ひとまず今回の作業はここまで、サーモスタットは見積もりを頂いてからどうするか決め『オイルパン
ガスケット』が届いてからオイルパン組み戻しを再開して、後はあれと、これと、それから。。。
愛機『路星くん』の復活は、まだまだ先になりそうです。┐(´д`)┌ヤレヤレ
湿度も高くてジメジメ、洗濯物もなかなか乾かない。。。梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。
今回は久々に愛機『路星くん』のレストアシリーズをお届けしますね♪
前回のレストアシリーズは『オイルパン外し』の記事で、その続きを!と思っていたんですが私の発注ミスで
オイルパンガスケットを1つ忘れてまして、作業ストップしちゃってます。(;´Д`A ```
という事で先に冷却水系統のパイプが折れてしまった『サーモカバー』の交換に着手です!


タイベルカバーを外して。。。


画像赤丸部分6ヶ所のボルトを外せば取れるはずだったんですが、考えてみればカムギヤが邪魔なのは
分かっていたはず。(;´Д`A ```

そんな経緯がありオイルパン脱着作業も楽にしよう!と、後輩から借用してきた『エンジンスタンド』に
エンジン本体を付けて作業再開します!

組み戻す時に順番を間違えないようにしましょうね!



モンキーレンチでくわえて固定すればOK! エアーインパクトがあるとさらに楽チンですね。



バッチイだけで作動はしていたので良いんでしょうが。。。予算と相談し交換しようか検討中。(;^ω^)


スクレーパーなどで削ぎ落しておきましょう。





組付けてください。


後はタイベルを組み戻して、タイベルカバーとヘッドカバーを被せればOK!

してもらえれば組み戻しのポイントが分かるかと思います。
きっとタイミング系統の組付けで皆さんが困るであろう部分が『クランクシャフトロックボルト』の
トルク締めでしょう。

残ってしまいそうですよね。
トルクレンチを使ったとして、これまた回り止めが必要ですから困っちゃうでしょう。
フライホイールのリングギヤを使って固定するのが望ましいのかもしれませんが、私はフライホイール用の
ボルトとバールを使って回り止めにしちゃいます。


今回お借りしたトルクレンチは超一流ツールメーカー『Snap On』です♪






ひとまず今回の作業はここまで、サーモスタットは見積もりを頂いてからどうするか決め『オイルパン
ガスケット』が届いてからオイルパン組み戻しを再開して、後はあれと、これと、それから。。。
愛機『路星くん』の復活は、まだまだ先になりそうです。┐(´д`)┌ヤレヤレ
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