週末が待ち遠しいこの頃、皆さんいかがお過ごしですか?

私はイネ科の花粉症にも負けず?いや負けてるけども、、、元気にお外でDIYに没頭しております。

我が愛機『路星くん』のレストアは『リヤオイルシール交換』のやり直し待ちなので、今回は以前触れた
鉄チンホイールの再塗装についてレポートしましょう。

『スピードメーターケーブル交換』は、画像が足りておらず読者に優しくない!と言う判断にいたり
次回に繰り越します。ご容赦いただければ幸いです。m(_ _"m)

と言うことで、勝手につけた通称『鉄ミホイール』の行く末も含めて、缶スプレーのメッキ塗装について
検証しましたので、何らかの参考にしていただければと思います。

さて『染めQ メッキ感覚』を使うか否かの判断を延ばしたものの、どうしてもメッキに拘りたくて再塗装
したんですが、綺麗に塗れるもののメッキ感が維持できるのか不安を払拭できないままでした。
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不安材料と言うのは。。。
  • 擦ったら光沢を出している金属粉が取れてなくなってしまうのではないか?
  • カーシャンプーを使うと変化すのか?どんな感じになってしまうのか?
  • タイヤワックスが付いた場合どうなるのか?
  • クリアーコーティングを薄く塗り重ねてもダメなのか?
以上、4つの不安や疑問が残っていたので、ホイールを塗ってしまった後ですが検証する事にしました。




まず、カーシャンプー等なにもつけず、例えば汚れが気になって拭いてしまった場合を想定し、そのまま
塗って乾燥させたホイールをウエスで拭いてみました。。。
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明らかに光沢がなくなってしまい、画像では普通のシルバーに見えます。ただ、これがシルバーでもなく
グレー化してしまっているんです。

分かりにくいので、テストピースを用意して分かりやすくして見たので、画像をご覧ください。

まずはテストピースに何もしていない状態から。。。
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これに『染めQ メッキ感覚』を塗布すると、キレイな光沢感が出せてますよね。
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缶スプレーなので、こんな感じが限界なんでしょう。。。
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これに『ソフト99 クリアー』を50cm程度離したかなり遠目から、薄く薄く塗ってみたんですが
結局シルバーにしか見えない状態になりました。右がクリアー塗布後です。
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光沢を何とか残したい願望から思いつきで液状コンパウンドで磨いたらどうなるのか?も検証します。
左半分はクリアー塗装した部分、赤枠内はメッキ塗装のまま、青枠内がコンパウンド施工した部分です。
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全然メッキ感覚じゃなくなってるし、映り込み確認でスケールを置きましたが、メッキ塗装よりも
コンパウンド施工部分の方が綺麗に映り込んでる気がします。(;^ω^)

次の画像は、赤枠内がカーシャンプー使用、青枠内がタイヤワックス使用、白枠内がウエスで磨いた部分の
状態比較ですが、大差ない中で青枠内のタイヤワックス施工がやや綺麗に映り込んでいる感じです。
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とは言え、メッキ感を残したかったのでいずれも失敗、と言うか思い通りの状態に仕上げれないことが
検証できたと言えます。

と言うことで、結論は『缶スプレーのメッキ塗装は塗ったら何もするな!何も出来ない!』となります。

いやいや、そんな事はないよ!と言うご意見ありましたら、是非ご教授願います。m(_ _"m)

確かに、調べる中で『ハイパークローム Ag』と言う塗料なら、専用クリアーもあって有効のようですが
施工には機材や環境を整える必要もありそうだし、金額も缶スプレーの10倍近くするため、素人が簡単に
手を出せる領域ではなさそうな臭いがします。

それでもメッキに拘りたい!と突き進みたかったのですが、色々都合がつかないので今回は断念。
いずれ何かの機会でトライできればと企んでいる次第です。( ̄ー ̄)ニヤリ




そうは言っても、このまま放置するわけにもいかず、いまだにスタットレスの愛機『ノアっち』ですので
いい加減サマータイヤに変えなければなりません。

梅雨入りが近いので早々に対応しなければ、スリップ事故のリスクが高くなりますからね。

と言うことで、色々イメージして『ブロンズ系』もアリだなとカーショップへ物色しに行き選んだものが
『ソフト99 ホイールカラー ガンメタ』です。(;^ω^)

店頭で見て『おっ!全然思いつかなかった色だ!これもアリなんじゃね!?』と言う感覚で、迷うことなく
ご購入であります。((´∀`*))ヶラヶラ

早速、必要品を準備して本塗装~仕上げまで施工しましょう。
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シリコンオフで脱脂して、カラースプレーを薄塗りで数回に分けて重ねていきましょう。
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ん?塗装できてるんだっけ?的な色合いですが、安心してください!塗れてますよ!(古っ)
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十分乾燥させてから、クリアー塗装もカラースプレー同様に重ね塗りで光沢を出していきます。

スプレーと塗装部位の離れすぎ、スプレーの送りスピードが速いなどの要因で、クリアーが白く粉っぽく
なりますが、慌てずにボカシ剤を吹きかけ少し濡れた感じにすれば光沢が出てきます。

ただし、ボカシ剤も塗りすぎ注意!クリアーが垂れてしまう原因になりますので。

ボカシ剤を塗っても光沢が出ない場合もありますが、その場合は仕上げ磨きで対応しましょう。
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ひとまず、クリアー層が乾燥するまで1週間程そのまま放置してからマスキングを剥がします。
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ん~。。。塗り分けしてるん?と言う色合い。(;^ω^)

まぁ、さりげなくで良いんじゃないですかね。あとは実際に取り付けて自然光で見たら良いのかも。
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リムの状態はと言うとこんな感じで、奥まっている部分、丁度ホイールサイズが刻印されている所は距離が
遠かったのか光沢があまり出てないので少し磨けば大丈夫でしょう。まぁ、どこまで拘るかですね。
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研磨するために使用した物は、耐水ペーパー#2000と液状コンパウンド、耐水ペーパーで表面を軽く
均した後でコンパウンドを使って仕上磨きです。

ペーパーでとことん均せばもっとピカピカになりますが、こんだけ光沢出てれば上出来でしょう。
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室内で撮影しているので蛍光灯の光が反射していますが、個人所有物なのでリム部分もこれでヨシです。
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せっかくなので自然光で撮影してみましたが。。。なんでしょうねぇ~。(;^ω^)
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もう少しリブ部分が目立つのかなぁと思っていたんですが。。。まぁダーク系なのでこんなもんか。

光の加減で変わるし、やっぱり車両に装着しないと最終的な判断は難しいでしょうね。
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ひとまず作業はこれまで、『アルミホイール風?スチールホイール』、通称『鉄ミホイール』の完成です!

後はタイヤを組み付けてバランスとって装着するだけですが、バランスウエイトも表面は目立たないように
アルミホイール用の貼り付けタイプを使用する計画でいますので、装着レポートをお楽しみに♪


番外編として、ホイールに限らず塗装前の下地処理はとっても重要です。

今回は個人の自己満足でやっているので良いですが、もし人様の依頼品であればやり直しの品質。

拡大写真を見ていただくと、以前の塗膜がしっかり剥がれておらず、見る角度で凸が目立ちます。
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遠くから見れば全く気になりませんが、近くで見るとワイヤーブラシの傷もみえるので下地処理の大切さを
認識することができます。
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何をするにも基礎、ベースが大事だという事ですね。

手抜きと言いますか妥協と言いますか、この結末を反面教師としてご自分のカスタマイズに役立てて
頂ければ幸いです。m(_ _"m) お後がよろしいようで。。。!?(^_^)/~