何じゃこの気候は!!と言う言葉が思わずこぼれる季節外れの猛暑日が続いていますので、皆さん熱中症に
十分気を付けてお過ごしくださいね。

『そう言うお前が一番危ない!』と言うツッコミが沢山来そうですが、そりゃそうですわね。
炎天下で整備してる事に加えスキンヘッドですからね!((´∀`*))ヶラヶラ

ちゃんとタオル巻いて頭部保護しておりますので、日焼け対策も万全です!( ;∀;)

さてさて、今回のレポートも愛機『路星くん』のレストアシリーズを続けてまいりましょう。

NAロードスターの『リヤオイルシール交換 ミッション降ろし編』と題してお送りしてまいりましょう。
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4輪を上げるだけでなく、下にもぐっての作業であることと、ミッションを引きずり出すことを考えて
それなりの高さを確保しておきましょう。




まず最初に外しておくものは車内のシフトレバーです。
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シフトノブを外しセンターコンソールを外して。。。と言った作業の詳細は『オーディオ交換編』で
詳しく説明していますので参照ください。

コンソールを外すと、クッション材のようなスポンジ質の物がシフトレバーに被さっていますが載ってる
それを外すとこんな感じにシフトレバーブーツが出てきますんで、赤丸部のボルト4本外しておきます。
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それにしても、古い車のゴム部品はことごとく劣化しちゃってて、シフトレバーブーツも破れているので
こいつも交換しなければならんでしょうね。。。(;´Д`A ```
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ブーツを外すとシフトレバー本体が見えてきますので、シフトレバーの締結ボルト3本を緩めたらレバーが簡単に外せれます。

画像の撮り方が悪くボルト2本しか写ってませんが赤丸部の2本と白丸部に1本隠れてまして、外した
ところの写真もないという、残念な管理人で申し訳ありません。m(_ _"m)
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そしたら下回りにうつりまして、最初にやる事はミッションオイルを抜いておかないといけません。
抜かずにやるとペラシャフトを外した途端、オイルまみれに。。。オイルドレンはこちら。
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なんでこんなにオイリーなのかはわからないので、ミッション降ろしてから調べます。

そしたら次に、スピードメーターケーブルを外しますが、元々は白丸部に赤丸部がネジ式で固定されて
います。基本は手で緩むはずですが、固ければプライヤーなんかを使ってくださいね。
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ミッションを外す目線で下回りを見たのは初めてなんですが (;´Д`A ```
€€€何じゃこりゃ!?っていうサポートメンバー?がマフラーと並んで付いてました(画像左側)。
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私は順序を失敗してしまっていますが、まずは排気管を外しておきます。
上の画像に映っている触媒まで外しておかないと、ミッションを下げてくると当たってしまします。

下手すると、ミッションと触媒横から出ている排気温度センサー?を切ってしまう事にもなりかねないので
注意が必要です。これまた画像忘れで、本当に申し訳ない!m(_ _"m)

我が愛機『路星くん』はエキマニ~触媒前までが一体物なので、エアクリーナーを外したところの
スペースからエンジンルーム上に引き出す感じで外しました。
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とにかく、排気管をまず外しましょう。そうしないと真っすぐ下げることができません。

写真撮り忘れと言えばもう一つ。(;´Д`A ``` ペラシャフトも先に外しておきましょう。m(_ _"m)
デフ側は4ヶ所ボルトナットで締結されていてミッション側は挿入されているので引き抜いてください。

真っすぐ下げれなくなると言えば、最初に見て『ん?』と思ったサポートメンバー?的なものですが
正式名称は『PPF(パワー・プラント・フレーム)』と言うんですって。

これを外すにはフロント側に長いボルトが2本、触媒横に短いボルト1本、デフ側に長いボルト2本と
合計4本を外す必要があります。

ただしPPFを外すとミッションが後ろ側に傾いてしまうので、フロアジャッキで支えるとか車内側の
シフトレバーがあった穴から吊っておきましょう。

またデフも前下がりになりますので、支えるか or 吊るといった対応をしておいてくださいね。

PPFの前側は、ボルト3本を緩めて抜いてしまえば外せるんですが、デフ側は先に構造を理解して
おかないと無駄な時間をかける事になります。

どういうことか順に説明しますので、まずはPPFの全体を見ていただきましょう。
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画像左手がフロント、右手がリヤでデフ側という方向で、ミッション側が天を向いています。




デフ側は車両搭載状態だと下の画像のように前側のボルト部分にカラーが入っていて、それをまず
外さなければなりません。
少しテーパー状の部分が有るのでマイナスドライバーなどでコジて外します。
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これで外れると思いきや、まだ何か引っかかっているという事で、ミラーなどを駆使して覗いて判明。
外した物で説明しますと、上側にスペーサーのような物がありそこにザグリ穴がありますよね。
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ここのボルトを見てもらうと段付きになってて、この段付き部分でデフケースにあるカラーを押し上げ
横ずれを防止しているという構造なんですね。

デフケースの画像がこちら、白丸部分に隠れているのがカラーなんですが。。。
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頑張って全貌?を明らかにしてみましたw
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ならばボルトと下側のカラー外せばいいじゃん!?と思いますが、このデフケース側のカラーが固着して
なかなかPPFが外れなかったのが私のパターンで、そういう時は樹脂ハンマーなどで軽く振動を与えて
みると自重でカラーが下がってくるはずで、潤滑剤を塗って浸透させておくのも良いかもしれません。

もう一つ忘れているのが。。。ミッションハウジング横のレリーズシリンダーもボルト2本外しましょう。

ここまで外せたら、残るはエンジンとミッションの締結ボルトを外すのみです。

ここからはミッションを落とさないように気をるけなければならないのでしっかり支える方法を取ります。
出来る事なら2人で作業することをお奨めします。

画像はミッションを降ろした後の物ですが、赤丸がエンジンとミッションの締結ボルト部分、青丸2ヶ所が
スタータでボルトナットになっている部分、白丸がクラッチオイルラインを共締めしている部分です。
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降ろす前に車両下から引きずり出すための段ボールを下に敷いておいてから、ミッション全体を車両後方に
向かって引き抜き、前後バランスよく降ろしたら段ボールの上に載せて、段ボールごと引き出せば完了!

今回はミッション前方をガレージジャッキで支えて後ろ側を人力で支えながら降ろしました。
若かりし頃は一人で腹の上に落とすという荒業を使ってましたが、かれこれ20年前程の話ですw
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ミッションを降ろしてちょっと観察、ハウジング内はエンジンオイルでベッタリ濡れていますね。
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レリーズベアリングは交換するので外しちゃいました。。。てか持つ所が悪くて外れちゃったんですが
ね。

横を見るとこんな感じでダスト付着が目立っています。
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何だかブリーザー付近が酷いので、吹き出しちゃってるのかもしれません。。。
要因は排気管の断熱未実施、と言う所じゃないかと推測しています。
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ブリーザー、いわゆる呼吸弁で上画像の赤丸部分のことを言いますが、車両運行中に排気管の熱や路面からの熱、ミッションギヤ回転による摩擦熱などによるミッションケース内の空気層が熱せられると
膨張し内圧が上昇するので、その上昇圧力を逃がすために付いています。

当然吐き出したら吸う事もありますので、弁(バルブ機構)になっているんです。

と言うことは、かなりの内圧上昇があったのか、ただ古くなって弁が劣化したのかは分かりません。

ミッションオーバーホールも考えなきゃならんかもしれませんが、まずはリヤオイルシール交換に着手
するのが先決ですので、次回のレストアシリーズは『クラッチ脱着とリヤオイルシール交換』について
お届けしますので、お付き合いの程よろしくお願いします。m(_ _"m)