最近の週末はすっかりテレビっ子になっていた私ですが、『下町ロケット』も正月スペシャルまで全て
鑑ましたし、現在放映中のドラマも録り貯めていた物を順番に鑑ている所です。
とは言え、いつまでも怠けてはいられませんので『そろそろヤル事やらねば!』と、久々に重い腰を
上げてみました。
今日はとっても暖かくて、青空整備の『日曜ガレージ 駐車場』には、もってこいの陽気でしたね。
さてさて、今回交換したホースとやらは前回の記事で少しご紹介したゴムホースで『PCVホース』と
言われる部品です。

まず『PCV』っちゃ何ぞや!?について、ザクっと分かりやすい言葉、表現で説明しましょう。
正式名称は『ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション』で、頭文字をとって『PCV』です。
エンジンは、燃料を燃やし爆発力を使って車を走らせますが、その爆発によって発生する燃焼ガス、通称
『排気ガス』の一部がシリンダーとピストンの隙間から吹き抜けるんですね。
その吹き抜けた『排気ガス』はエンジン内部に溜めておくことが出来ないので、どこかに抜かなければ
エンジンが壊れてしまいます。
その吹き抜けた『排気ガス』は、マフラーを通った『排気ガス』とは雲泥の差で有害物質を多く含んで
いますので、大気開放してしまうと環境汚染に繋がったり、人体への悪影響が出てしまうんです。
なのでそのガスを、正規ルートで『排気ガス』として処理するために、もう一度エンジンに吸わせるための
バイパスルートとして設置されているのが『PCVホース』なんですね。
こんな説明ですが、なんとなくご理解いただけましたかね!?
んで、我が愛機『路星くん』のエンジンヘッドカバーは2ヶ所にゴムホースが接続されているんですが
まずはエンジンに向かって右手にあるゴムホースを見てみましょう。

エキゾーストマニホールド(エキマニ)の上部に位置し、熱の影響で劣化が進みホースが裂けてしまい
交換が必要となりました。

ホースを抜いただけで裂けてしまったんですが、オイル持ち去りが酷いエンジンだとこの裂け目から
オイルが漏れてきて、最悪は車両火災に至る危険もあります。Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

不幸中の幸いとでも言いましょうか、大事に至らずに良かったのですが、エキマニ上部なのに何の熱害
対策を施さなかったオーナーの怠慢と言う事で、反省しなければなりません。
車両はナンバーが無いので走行不能、熱害対策は今後の計画に入っていますので今回はホース交換のみ。
新品ホースは『白いマーキング』がある方を車両前方に接続するように目印が付いていました。

ホースクリップは抜け防止だけでなく気液漏れ防止の役目もありますので、忘れないようにしましょう。

次はエンジンに向かって左手にある『PCVバルブ』に繋がっているホーすですが、こちらはホースと
言うより『PCVバルブ』の『ラバーシール』が変形してしまって、隙間からオイルが垂れていました。

まずはホースとPCVバルブを外してラバーシールを確認、本来のゴムなら元の形状に戻りそうなところ
カチカチに硬化してしまっていて変形したままの状態でした。
問答無用で交換しますが、硬化してしまったゴムはブチブチとちぎれてしまいます。
本来の交換方法はヘッドカバーを取外しての作業になるでしょうが、今回は強行突破、このままの状態で
ラバーシールがちぎれてエンジン内部へ落としてしまわないように、慎重に引き出します。

もしちぎれて内部に落としてしまったら、潔くヘッドカバーを取外しましょう。
ただ、万が一何かしらの破片がエンジン内部に転がって行ってしまった場合、最悪『オイル落とし穴』から
オイルパンまで落ちて行ってしまう可能性もあり色々面倒な事にもなりかねませんので、最初からヘッド
カバーを外して作業されることをお奨めします。
取り外した物と新品部品を並べてみましたが、外した物は変形したまま戻らないほど硬化しています。

ここからは組み戻して行くだけですが、挿入する際にシール部分を傷付けないようにエンジンオイルなどを
薄く塗布して滑りを良くしてから挿入してください。
せっかくなのでラバーシール交換前後の状態を比較、まずは交換前の状態はこちら。

こちらが新品装着状態ですが、全く違う物が付いているように見えますよね。(;^ω^)

やっぱり新品って心が弾むと言いますか...そもままの勢いでPCVバルブも挿入しますが、無理に
押し込んでラバーシールが外れてしまわないように、オイルなどを塗布してから作業しましょう。

う~ん、PCVバルブの座りも良くなって、私も『路星くん』も(?)ご機嫌です。( ´∀` )

後はゴムホースを接続して完了ですが、こちらも新品と旧品を並べると変形、硬化具合がよく分かります。

こちら側のホースクリップ、元々はPCVバルブ側だけでしたが、注文したら2つ届いたのでとりあえず
付けておきますが...正規状態は分かりません。(;^ω^)

大した作業内容ではないですが、気になっていた部品が新品に交換するって、やっぱ気分が良いですね。
(〃艸〃)ムフッ
この勢いで(?)クランクのフロントオイルシールに取りかかりたいと思いますが...貯まってるドラマ
『イノセンス 冤罪弁護士』をまず見ちゃおうかな。((´∀`*))ヶラヶラ
鑑ましたし、現在放映中のドラマも録り貯めていた物を順番に鑑ている所です。
とは言え、いつまでも怠けてはいられませんので『そろそろヤル事やらねば!』と、久々に重い腰を
上げてみました。
今日はとっても暖かくて、青空整備の『日曜ガレージ 駐車場』には、もってこいの陽気でしたね。
さてさて、今回交換したホースとやらは前回の記事で少しご紹介したゴムホースで『PCVホース』と
言われる部品です。

正式名称は『ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション』で、頭文字をとって『PCV』です。
エンジンは、燃料を燃やし爆発力を使って車を走らせますが、その爆発によって発生する燃焼ガス、通称
『排気ガス』の一部がシリンダーとピストンの隙間から吹き抜けるんですね。
その吹き抜けた『排気ガス』はエンジン内部に溜めておくことが出来ないので、どこかに抜かなければ
エンジンが壊れてしまいます。
その吹き抜けた『排気ガス』は、マフラーを通った『排気ガス』とは雲泥の差で有害物質を多く含んで
いますので、大気開放してしまうと環境汚染に繋がったり、人体への悪影響が出てしまうんです。
なのでそのガスを、正規ルートで『排気ガス』として処理するために、もう一度エンジンに吸わせるための
バイパスルートとして設置されているのが『PCVホース』なんですね。
こんな説明ですが、なんとなくご理解いただけましたかね!?
んで、我が愛機『路星くん』のエンジンヘッドカバーは2ヶ所にゴムホースが接続されているんですが
まずはエンジンに向かって右手にあるゴムホースを見てみましょう。

交換が必要となりました。

オイルが漏れてきて、最悪は車両火災に至る危険もあります。Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

対策を施さなかったオーナーの怠慢と言う事で、反省しなければなりません。
車両はナンバーが無いので走行不能、熱害対策は今後の計画に入っていますので今回はホース交換のみ。
新品ホースは『白いマーキング』がある方を車両前方に接続するように目印が付いていました。


言うより『PCVバルブ』の『ラバーシール』が変形してしまって、隙間からオイルが垂れていました。

カチカチに硬化してしまっていて変形したままの状態でした。
問答無用で交換しますが、硬化してしまったゴムはブチブチとちぎれてしまいます。
本来の交換方法はヘッドカバーを取外しての作業になるでしょうが、今回は強行突破、このままの状態で
ラバーシールがちぎれてエンジン内部へ落としてしまわないように、慎重に引き出します。

ただ、万が一何かしらの破片がエンジン内部に転がって行ってしまった場合、最悪『オイル落とし穴』から
オイルパンまで落ちて行ってしまう可能性もあり色々面倒な事にもなりかねませんので、最初からヘッド
カバーを外して作業されることをお奨めします。
取り外した物と新品部品を並べてみましたが、外した物は変形したまま戻らないほど硬化しています。

薄く塗布して滑りを良くしてから挿入してください。
せっかくなのでラバーシール交換前後の状態を比較、まずは交換前の状態はこちら。


押し込んでラバーシールが外れてしまわないように、オイルなどを塗布してから作業しましょう。



付けておきますが...正規状態は分かりません。(;^ω^)

(〃艸〃)ムフッ
この勢いで(?)クランクのフロントオイルシールに取りかかりたいと思いますが...貯まってるドラマ
『イノセンス 冤罪弁護士』をまず見ちゃおうかな。((´∀`*))ヶラヶラ
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