新年、あけましておめでとうございます！

旧年中は、多くの方々にご愛読いただき大変ありがとうございました。
本年も、何かしら有意義な情報提供ができるように精進してましりますので、変わらぬお付き合いのほど
よろしくお願いいたします。

２０１９年、皆さまにとって幸多き一年になりますことをお祈り申し上げます。


かしこまった新年の挨拶からスタートしましたが、皆さん体調崩さずに暴飲暴食のことと思います（笑）

お陰さまで私もいい具合に成長していますので、そろそろ復元していかなければと思っておる次第です。

新年一発目のレポートは、体験ではなく見学になってしまいましたが『フラットトラック』と言う２輪の
モータースポーツをご紹介しようと思います。

『ダートトラック』とも言うんでしょうかね、平らな未舗装路をバイクなのにドリフトのような感じで
滑走していくんですが．．．オートレースのような感じと言ったらわかりますかね！？

それを私の後輩くんが２年ほど前から始めて、今回休みが重なったので誘ってくれたと言う事なんですが
後輩くんの車両が『ホンダ ＦＴＲ ２２５ｃｃ』と言って、復刻モデルでありつつ絶版車両なんですね。
このバイクを積んで出陣したのが、三重県いなべ市にある『いなべモータースポーツランド』です。
今回はとっても天気が良くて風も穏やかで真冬とは思えないほど快適でしたが、近隣の山は雪化粧でした。
きっとコースも積雪があったんでしょうか、午前中は駐車場がぬかるみまくってドロドロでした。


『いなべモータースポーツランド』はモトクロスコースとフラットトラックコースと設置されていて
フリー走行は ８:００～１６:０€０で３,５００円を支払えば、どちらのコースも走れるそうです。
ただし年会費５,０００円ほどでコースライセンスを発行してもらった人のみです。
『フラットトラック』と言っても日本国内では知名度がまだまだ低いので、冬季連休中と言えど走行台数は
１０台程度でした。

一方、モトクロスコースは激混みではないものの、大勢の方で賑わっていました。
飛んだり跳ねたりしつつのエキゾーストノートに心躍らされ、思わずファインダーを覗いて連写しまくり。
シャッタースピードを落として久々に思い描いた状態に近い画像になりました。
何だか趣旨が変わってきちゃったので軌道修正します。(；´∀｀)

『フラットトラック』の車両を見ると色々不思議が多いのですが、まずタイヤはモトクロスで使用するブロックパターンではなく、オンロードタイヤのパターンをしています。


さらにハンドルの右手側をよぉ～く見てみると、フロントブレーキレバーがなく前輪にはブレーキ機構が
全くないんですよね。
こんなタイヤで走れるん！？と思ってたんですが、ライダーいわく『思った以上にグリップする』と
言っていて、見ている限り確かにスリップダウンするような感じではないんですよね。

さらに、フロントブレーキなしでコーナー進入時はどうやって減速するんだ？と言う疑問に対しても
『アクセルを開けたままバイクを寝かせて行くと滑り出して横をむき出せば、それがブレーキになるから
　それに合わせてアクセルを戻していく』．．．だそうです (￣▽￣;)。んで、滑り出す直前が↓の状態。
滑り出すと後輪が外側に流れ出すので、修正舵としてカウンターを当てる『ドリフト』状態になります。
その状態でずっと走るんではなく、理想は『ゼロカウンター（修正舵なしで前後輪スライド）』なのは
２輪も４輪も共通です。

とは言えそう簡単ではないし現実的に厳しいので、『必要最小限のカウンター』で済ませれるように
マシンコントロールすることが大切だということでしょうね。
今回、実体験したわけではなく見たこと聞いたことから説明させていただきましたが、なぁんとなくでも
状況が伝われば幸いです。

あれこれ述べましたが、海外のレースシーンではこんな感じで走っているという事ですね。
ここまでにはなれなくとも、自由自在にバイクを操れる技量があったら、もっと楽しいだろうと思います。

聞く所によれば、この『フラットトラック』のライディングスキルが、バイクを操る基本になっているとか
いないとかなので、興味のある方は是非スクールに参加されると良いんではないでしょうか。

そういう私も、タイミングが合えばスクールに参加してみようかと思っています。

三重県いなべ市の『いなべモータースポーツランド』で開催される『フラットトラックスクール』について
詳細情報が知りたい方は『平尾雄彦 フラットトラックライディングスクール』をご覧下さい。

それでは皆さん、良いモータースポーツライフを！？(●≧艸≦)