しばらく更新が滞っていましたが、最近、色々な出来事があるので記事がたまりつつある、とても嬉しい
状況になっております(笑)。

久々の更新にも関わらず数多くのアクセスがあり、このブログも誰かのタメになっているんだろうなぁと
とても嬉しく、励みになっている次第であります!

と言う事で今日は、先日行ってきたユーザー車検のレポートをお届けしようと思います。

ユーザー車検の流れについては、以前の記事で前編後編と公開していますが、近いうちに詳しい内容を
別館(メニューバー)で掲載予定ですので、しばらくお待ちください。

では本題に入りますが、先日行ってきたのは18年選手になる親のトヨタ カローラ・ワゴンをユーザー車検
で受験してきました。

いつもなら受験前にしっかり車両点検をするのですが、今回は色々と都合が合わずそのまま臨んだのが
失敗でした。


下回り点検中に検査員の方の動きが途中で止まったので、何かあるとは思ったのですが、案の定でした。
検査員に呼ばれてピットにおりて確認、ドライブシャフトの車輪側ブーツが見事にパックリと口を開き
中のグリースが飛び散っている状況でした。
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幸い焼き付いて異音が出る状況ではなかったので助かりましたが。。。
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ちなみに、FF車両、4WD車両で交差点を曲がるときなど、ステアリングを切って走行した時に
『カリカリ』、『ガリガリ』と言った感じの音が出ているのは、ドライブシャフトブーツが破れて
中のグリースが飛び散り、潤滑性がなくなって中のベアリングが焼き付いてしまった状態です。

運が良ければモリブデングリースで異音も解消する場合もありますが、ほとんどはドライブシャフトを
交換することになってしまいます。

ちなみに、ブーツが破れる要因の一つにステアリングをフルロックしての走行回数もあるようです。
もちろん、経年劣化が一番の理由なんでしょうけどね。

さて本題に戻りますが、本車検で異常が見つかった場合、その日中に修理して受験可能時間内に、もう一度
検査を受ける事ができるなら問題ないのですが、間に合わない場合は『限定検査』と言う扱いになります。
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限定検査とは、不合格になった項目だけを後日受験できるというもので、15日間の猶予が与えられ
その間なら予約不要なので、修理完了次第直行してそのまま受験できるというものです。

なので、1日4ラウンドで区切られているのも関係なく、どのラウンドでも自由に受験できるんです。


ただし、追加手数料が合計で1300円ほどかかりますが、猶予期間を超えてしまうと、重量税などの
他の費用を再度支払う事になってしまうので、猶予期間中に行かないと倍額かかる部分が出てきますので
注意が必要です。

今回、車検満了日に行ったので車検切れになるんですが、限定自動車検査証と言うのが発行されました。
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運行条件付きではありますが、一応検切れではない証明になっています。
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とりあえず検切れの難を逃れたので、とにかくまずは修理をしなければなりません。

ドライブシャフトのブーツを純正品で交換すると、車種によってはかなり大がかりな作業になります。

プレス機など設備の整っていないDIYでは無理な場合もあるので、部品調達時にリペアーキットを
購入する事をお薦めします。

ただし、リペアーキットはドライブシャフトを取外すことなく、ベアリング部分にグリースを注入し直し
ブーツの切れ目を接着して修復する物なので、応急用と考えておいた方が良いでしょう。

使用前の画像を撮り忘れてしまったので、イメージが付きにくくて申し訳ありません。

最初の作業として、破れてしまったブーツは廃棄するので、ハサミなどで切って取り除いてしまいます。

作業途中はこんな感じで、元のグリースを拭き取ってベアリング部分を綺麗にしますが、洗浄液などの
使用は、油分を全て除去してしまう可能性があるので避けた方が良いと思います。
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先ほど説明した、ブーツの切れ目に接着剤を塗布して張り合わせた部分に、ホッカイロのようなもので
加熱して乾燥させるようになっています。
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約8分ほどの加熱でそこそこ引っ付く感じですね。

後はシャフト側を付属のバンドで固定してからブーツ内にグリースを注入して、車輪側を同じく固定したら
修復完了です。
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ブーツのつなぎ目が画像で確認できると思いますが、ここを接着剤で引っ付けたところです。

この状態で、再度陸運局に行って限定検査を受ければ車検は合格します。

かなり端折った感じの説明になってしまっていますので、疑問点、不明点があれば遠慮なくお問合せ
ください。

リペアーキットを使用したのは2度目ですが、いずれも作業時間は1時間程度なので、1ラウンド受験で
不合格だった場合は、部品調達から含めてギリギリその日の内に再受験が可能かと思います。

ただ様々なロケーションがあるので、参考までに。。。

限定検査と言うのは初体験でしたが、こんな仕組みもあるんだねと言う事で、良い財産になる経験でした。

こういった情報を提供して、皆さんのカーライフがもっと良いものになればと思いますので、今後とも
変わらぬお付き合いの程、よろしくお願いいたします。m(_ _"m)