私がカスタマイズや整備をDIYでやり始めたのは、18歳の頃でしょうか。
厳密にいえば、小学生の頃からラジコンを作ったり、自転車のパンク修理やブレーキワイヤー交換など
自分でやっていました。

本格的?にDIYを始めたのが、初めて所有した『アルト・ワークス・ターボ (CA72V)』のホーン
交換がキッカケです。(画像は後でアップします m(_ _)m)

最初はホーンを購入し、切り替えスイッチ付けて純正と後付けホーンを使い分けるつもりでしたが
何だか上手くいかず、ただの付け替えだけやってみようと思い作業したんですが、なぜか鳴らない...

しょうがないのでカーショップへ持ち込み、作業をお願いしようとしたら『工賃5千円です。』って。


はぁ?3千円のホーン付けるのに5千円??? (; ・`д・´)


なんて、今では『そんなもんだろ』と思えることが、当時は『ありえん!自分でやった方がやっぱお得
じゃん!』と思った事を鮮明に覚えています。

今回、愛機『路星くん』の純正ホーンを交換しましたが、この作業をする度に当時を思い出します。

と、長い前置きはこれぐらいにして、本題に入りましょう。


まぁ、作業内容としては大したことありませんが、車両によってはバンパーを外さないと交換でき
なかったり、取り付ける場所がなかったりするので、何かの参考になればと思います。

NA ロードスターのホーンはバンパー裏に設置されていますが、簡単にアクセスできます。
バンパー上にあるスカッフプレート?を外します。

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そうすると、すぐお目にかかれますので、赤丸のボルトを外せばホーンが取り出せます。

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取り出した純正ホーン、ステーは流用するので赤丸のボルトを外しておきます。

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新たに取り付けするホーンが『トヨタ純正マルコホーン』です。

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先ほど外した純正ステーに締め付けて、純正ホーンと同じように取り付けます。

既存の配線では届かないので、中間ハーネスを作って取り付けします。
大半のホーンは平ギボシを使いますが、時と場合によっては丸ギボシを使用します。

配線の太さは、ホーン程度なら0.5sqで十分でしょう。


配線作業で使った物ですが、赤枠が今回使用した平ギボシ、青枠が丸ギボシです。
ギボシをかしめて配線を固定するのに使うものが、右にある『圧着€ペンチ』です。

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配線してホーンを固定したら完成です。

ホーンを固定する際、周辺部品と干渉しないように注意してください。

干渉してしまうと、ホーンの振動が部品に伝わって共鳴したり、振動が抑制されて本来の音色が出なく
なってしまいます。
€€€音色の問題だけならまだしも、ホーン自体もしくは周辺部品の破損にもつながる恐れがありますので
しっかり確認して作業しましょう。

『路星くん』は、ラジエータコアとパワステオイルクーラーかな? そのパイプが近かったのでしっかり
固定して締めつけしています。

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両側取り付けたので、あとはスカッフプレート?を取り付けて完了です。

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それでは!という程でもないのですが、ホーン交換前後の音色をお楽しみください。m(_ _)m
最初の1発目が純正、その次がマルコホーンの音です。



聞き馴染みのある音かもしれませんが、純正よりは良いですよね。

ただ、あんまり使わないんだけどね。( ̄▽ ̄;)