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満開の桜もあっと言う間に葉桜になり始めてしまいましたが、愛機『路星くん』のタイヤも間に合い
オープンで気持ちよく桜並木をドライブできました。とっても綺麗だったなぁ...(´∀`*)

さて今回は、前回のびっくりするオイル漏れを直していきますね。


2カ所手を入れる必要がありますが、まずは酷そうなクランクアングルセンサーのOリングから。
エンジンのエキゾースト側、赤丸部分にあるクランクアングルセンサーを取り外します。

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クランクアングルセンサーを外す前に、下記赤丸部の点火コイルを取り外します。これを外しておかないと
センサーが取り出せないんです。中には上手に外される方がいるかもしれませんけどね。。。

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下記赤丸部分は、目視確認できるのでメガネレンチなど適した工具で外せますが、青丸部分は手探りで
場所を突き止めてください。エンジンブロック?ヘッド?に締結されています。
工具の作動角も制限されるので、私はショートのメガネレンチを使用しました。

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点火コイルハーネスもありますが、外すのも大変そうなのでそのまま邪魔にならない所へコイル一体を
非難させておきます。

そうすると、センサーを固定しているボルトが確認できます。

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上図側のボルト穴は、角度調整の長穴になっています。ボルトを緩める前にセンサー本体とヘッドに
アイマークを付けておきましょう。組み戻す時に目印が必要です。(写真なくてすみません)

センサーは1ヶ所で固定されていますが、作業スペースの確保が必要なので、回り止め?のような
ブラケットも外します。
ハーネスブラケットも外しますが、狭い所の共締めなので落下にご注意ください。

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諸々外したら、センサーを取り外します。
回転方向には楽に回りますが、引っこ抜くのは楽ではないので、マイナスドライバーで軽くこじって
やると軽く抜けてきます。ただし、アルミ部品なので無理矢理はNGですよ。


外れたら点火コイルの方から抜き出します。
取り出したものがこちら。

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中心部分のキーが付いたローターはクルクル回ります。組み付け時には、カムシャフト側の溝にキー角度を
合わせなくてはいけないので、できる限り回らないようにすれば、組み付けが楽になります。

さて問題のOリングですが、真横から見るとシールしなければいけない所が真っ平!

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こりゃ漏れるわな。(;´Д`A ``` 
Oリングを取り外すにも、硬化してしまってるうえに切れることもないので、結構大変でした。

新品を装着して同じ角度で見ると...

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Oリングはこうでなくちゃ♪

後は、組み付け部位の脱脂をして、Oリングに薄っすらオイルを塗ってから復元していきます。

ひとまず、致命的なオイル漏れは止めることができたと思います。

Oリングの品番は、画像でご確認ください。

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ついでなので、折れていたオイルレベルゲージと、オイルにじみのあるフィラーキャップも交換しました。

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それぞれの品番は、画像で確認ください。

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余談ですが、オイルレベルゲージは色が違うんですかね?それとも、変色したんでしょうかね?

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まぁ、機能を果たしてくれていれば十分♪ 少しリフレッシュできたので気分良さげです!

これで1ヶ所目のオイル漏れ対応は終わり。
もう1ヶ所も作業は済んでいますので、次のレポートは、ヘッドカバーガスケットの交換をお届けします。

それでは、また。。。